昨年の後半より明らかにマンション市況は大きく悪化しています。
建築基準法の改正の影響だといわれておりますが、
その前に、
・そもそも価格が高騰しすぎた
・供給過剰である
といった基本的な要素があります。
年が変わっても、この状況は変わらず、というよりもむしろ厳しくなりつつあります。
1月の首都圏では供給戸数が大幅に減少したにもかかわらず、契約率は50%強という驚くべき数値になっています。
3月の決算を前に価格を下げてでも売ろうとするマンションが多く出てくることも考えられます。一般的には、3月までに竣工するマンションで、売れ残り住戸が多いものほど、価格交渉をし易いと考えられます。
また、住宅販売の不振は、金融機関にとっても大きな問題です。今の金融機関は、住宅ローンを強化しており、融資残高を伸ばそうと必死です。
しかし、住宅販売が不振であれば、当然に住宅ローンの融資減少につながるため、計画に影響が出てきます。
なんとか住宅ローンの融資残高を伸ばしたい金融機関としては、交渉次第では金利の値引きもし易い可能性が出てきたといえるでしょう。
住宅ローンの金利は、店頭表示金利ではなく、そこから優遇された金利(=キャンペーン金利)で借入される方が多数です。しかし、条件・交渉次第では、それ以上の優遇を受けられることもあります。その交渉をし易い状況にあると考えられるわけです。
つまり、今はマンション価格も住宅ローン金利も交渉次第では、「下がる」可能性があるということです。もちろん、全てのマンションや金融機関が該当するわけではありませんし、条件にもよります。
今の購入を検討されているのであれば、一度、交渉してみるのもいいでしょう。
但し、その後のマンション価格の下落リスクもしっかり検討した上で判断することがかなり大事であることは言うまでもありません。
住宅検査・内覧会立会いのアネスト


by 荒井 康矩
住宅の検査制度(1)